【今週の相場分析】2025年12月22日～12月26日　注目通貨ペア5選

今週は年末特有の流動性低下を意識しつつも、上位足の方向性がはっきりしている通貨ペアでは十分にチャンスが残されています。 AOI・EMA・目線の切り替わりを軸に、無理に動かず「引き付けてから入る」ことを最優先に見ていきましょう。

1. AUD/CAD（豪ドル/カナダドル）

週足では下目線が継続しているものの、明確なトレンドは出ておらずレンジ相場となっています。方向感が出にくい局面なので、無理なエントリーは避けたいところです。

日足も下目線で、現在はAOIに向かって戻しを形成中。 AOIとEMAが重なってくるため、戻り売りの候補ポイントとして注目されます。

4時間足では戻り高値を抜け、上目線へ転換しかけている状況です。ただし上位足は揃って下目線のため、AOIで再度反発する可能性は十分あります。この位置から買いで入るのは難しく、下位足の動きを見ながら慎重に判断したい局面です。

週足は上目線のレンジが継続中ですが、直近では上昇が進み高値を目指す動きが見られます。現状は買いのバイアスが強い相場といえるでしょう。

日足ではきれいな上昇トレンドを維持し、現在は調整の戻し局面です。 AOI到達時にはEMAも追いついてくるため、押し目として非常に良い位置になりそうです。

4時間足では三尊からの下降トレンドとなっており、この位置からの買いはリスクが高いです。 AOIまでしっかり引き付け、反転を確認してから判断するのが無難でしょう。

先週に引き続ききれいな下降トレンドが継続しています。前回安値とAOIが重なる位置にあり、先週は十字の駒足で引けているため、いつ動きが出てもおかしくない状態です。

日足では三尊の形が見られるものの、押し安値を割っておらず上目線のまま。この状態での売りはリスクが高く、一度下目線へ転換してからのリテスト待ちが理想です。

4時間足では下目線のレンジが続いています。日足の押し安値付近で買い支えが強いため、明確に抜けてからエントリーを検討した方が確実です。

週足は下目線で、先週はやや戻しが入りました。このまま年内は停滞し、年明けに動き出す可能性も考えられますが、今週に第一波が再開するシナリオも十分にあり要チェックです。

日足では下降トレンド中の調整波で、戻り売りのポイントまで価格が来ています。週足を考慮すると大きな値幅は期待しにくいものの、上手くいけば非常に有利な位置でエントリー出来そうな場面です。

4時間足では逆三尊から上目線となっていますが、EMAにレジスタンスされています。現状ではエントリーできず、一度下抜け → リテストからの売りがセオリーとなります。

週足では先週の上昇で高値を更新し、上昇トレンドが継続しています。上昇幅が小さく上昇の力があまり残っていないかもしれませんが、現時点では買い戦略が有効な相場です。

日足ではダブルトップを否定する形で再上昇し、高値更新となりました。チャートパターンを否定しての上昇であるため、買い目線のトレーダーが多いことが分かります。

4時間足でも上昇トレンドが続き、買いの勢力が非常に強い状況です。焦らずAOIまで引き付けてからの押し目買いを狙っていきたいですね。

年末相場は無理にポジションを取らない勇気も重要です。今週もAOIまで引き付け、目線が揃った場面だけを狙うトレードを徹底していきましょう。

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