【今週の相場分析】2025年8月18日～8月22日注目通貨ペア6選

今週はテクニカル目線で注目すべき通貨ペアを6つピックアップしました。
日足・週足・4時間足それぞれの環境認識を踏まえ、トレンド方向と注目ポイントを整理しています。複数の根拠が重なるポイントを意識しながらエントリーシナリオを構築してください。

1. NZD/USD（NZドル/米ドル）

週足で下落基調が続く中、日足でも下降トレンドが鮮明。50EMAを下抜け、AOI（注目ゾーン）付近に接近中です。流れとしては引き続き下方向を想定しやすい場面です。

下降にダウ転換し、現在は2波調整中。3波の本格始動前に位置している可能性があります。さらに三尊の形成が見られるため、これが完成すれば強い下降圧力が加わるシナリオが濃厚です。

上昇トレンドの中で調整局面。AOIに到達しており、EMAの傾きが緩やかになっています。ここを上抜ければ、再び上昇の勢いが強まる可能性あり。

一見下降目線ながら、直近では安値更新に失敗。EMAを下回っているためまだ下落リスクは残るものの、反発の兆しも見えてきています。

逆三尊を形成中。これが成立しEMAも上抜けていけば、強い上昇を示唆。買いポジションの根拠が明確になるポイントです。

下降トレンド中で、AOIゾーンに滞在。下落トレンドの優位性が依然として意識されます。

一時的に強い上昇があったものの、高値を更新できず。ダブルトップを形成しつつあり、さらにイブニングスターが完成すれば売り優勢へ転換する可能性が高まります。

上昇基調ではあるが上値が重い状況。ダブルトップ完成で下降転換すれば、ネックライン割れから売りを仕掛けたい場面。

上昇トレンドの中でAOIに差し掛かり、方向感に迷いが出ている局面。

下目線ながら、EMAが横ばいで上に位置しているためサポートとして機能する可能性あり。大陰線による反発が出れば下落期待が強まりますが、EMAを明確に割るかどうかがカギです。

下降の調整波を形成中。三尊が出てきており、EMA反発を確認できれば下落シナリオが強化されます。

迷いが強い相場でヒゲも目立ちますが、直近は下目線。EMAを下抜けている点から売りが優勢と判断。

方向感に乏しいものの、現時点では下目線でEMAの下。AOIでの反発があれば、売りポジションを持つ十分な根拠となります。

三尊形成中。これが確定すれば上位足と方向が揃うため、ネックライン割れからのショートが狙い目。

下降転換後の調整局面で、AOIに差し掛かっています。大きな動きは来週以降かもしれませんが、要チェック。

下目線ながらもV字で戻ってきており、ここからの下落余地は限定的。逆三尊を形成する可能性もあり、売りを狙う際は値幅を限定すべき局面です。

買い圧力が弱まりつつあり、ダブルトップ形成の兆し。ネックラインを割れば下落加速のシナリオ。ただしEMAとの乖離が残っているため、一時的な買い戻しには注意。

テクニカル分析では「複数の根拠が揃うポイント」を優先して狙うことが重要です。上位足の方向性を意識しながら、戦略を立てていきましょう。