【先週の相場振り返り】2025年12月8日～12月12日

先週はカナダドル関連通貨を中心に売りの勢いが再加速し、複数通貨で三尊・ダブルトップなどの転換パターンが明確に機能した1週間となりました。

1. AUD/CAD（豪ドル/カナダドル）

日足では分析通りに押し目から上昇したものの、高値更新はできずAOIでレジスタンスされダブルトップを形成。ネックラインも割り込み、上目線は維持しながらも売りの圧力が強まっている状態です。週足や下位足の流れを考えると、やや分が悪い形となっています。

4時間足では一度上目線に転換したものの、三尊を形成して下目線へ再転換。EMAでのロールリバーサルも非常にきれいで、売りが機能しやすい環境となっています。今週も戻り売り目線が有効そうです。

日足ではAOIでの揉み合いが続いた1週間となりましたが、後半から下落が始まり、安値更新が視野に入る形です。このまま下落が進めば、日足の目立つ安値やキリ番まで一気に伸びる可能性があります。

4時間足では一時的に上昇トレンドが出たものの、EMAでレジスタンスされイブニングスターが出現。再び下目線へ転換し、現在は下降トレンドとなっています。AOIとEMAが重なるゾーンでの戻り売りが狙いやすい展開です。

日足では戻しを作った1週間となり、EMAでのローリバ＋包み足陰線が出現。さらに三尊も形成されており、下落に向けた条件はかなり揃ってきています。今週は動き出しに注目です。

4時間足は下目線のレンジ相場。直近では高値を切り下げ、EMAも下抜けてきました。レンジ下抜け後のAOIリテストを待ってからの売りが、最も期待値の高いシナリオとなりそうです。

分析ではもう少し深い戻しを想定していましたが、週足AOIで強くレジスタンスされ、イブニングスターから下落。安値も更新し、明確な下降トレンド入りとなりました。

4時間足ではAOI付近でボックスを作った後に大きく下落。EMAも右肩下がりで、上位足から下位足まで売りのバイアスが一致しています。しばらくは下降トレンド継続を想定したい相場です。

週前半はしっかり上昇し調整終了かと思われましたが、その後は失速。高値更新ができず切り下げており、上目線は維持しつつもやや不安の残る形となっています。

4時間足では分析通り逆三尊から大きく上昇。AOIでの反応も明確で、非常にエントリーしやすい相場でした。現在は戻しが入っていますが、目線はまだ上。この後の押し目形成に注目したいところです。

先週はカナダドル買いが優勢となり、売りシナリオが非常に組み立てやすい相場が多く見られました。今週もAOI×EMA×プライスアクションを重視し、焦らず確実なポイントだけを狙っていきましょう。

＼口座開設はこちら／
【PR】【DMM FX】アカウント登録のお申込みはこちら