今週も各通貨ペアの動きをテクニカル視点で振り返っていきます。先週の分析で描いたシナリオがどのように推移したのかを確認し、次週以降に活かしていきましょう。
\FXを始めるならここから/

1. NZD/USD(NZドル/米ドル)
日足

週初め、日足ではAOIをヒゲで反発し同時足を形成。その後は強い陰線が出現し、週足のAOI付近まで戻す展開となりました。
4時間足

分析通りに三尊を形成。その後大きな下落に発展しました。さらにAOIで50EMAの反発、そしてイブニングスターが出現したことで下落の勢いが加速しました。
2. NZD/JPY(NZドル/円)
日足

週初めは安値更新に失敗したかと思われましたが、結果的にはEMAで反発しそのまま大きく下落しました。
4時間足

逆三尊の形成を想定しましたが、右肩形成に失敗。EMAが強力なレジスタンスとなり、強い下落に発展しました。
3. USD/CAD(米ドル/カナダドル)
日足

下落を想定していましたが、逆に上昇が続き高値を更新。日足レベルでの上昇トレンドが継続しました。
4時間足

ダブルトップを形成したもののネックラインを割らずに反発し、サポートを確認して上昇に転じました。
4. AUD/USD(豪ドル/米ドル)
日足

月曜日EMAを一時的に上抜けましたが、上ひげ陰線確定でEMAを下回りスムーズな下落となりました。
4時間足

三尊をしっかりと形成、EMAのサポートも入り停滞なくスムーズに下落する展開となりました。
5. NZD/CAD(NZドル/カナダドル)
日足

EMAをヒゲで反発後、スムーズに下落。その後は少し戻しを見せています。
4時間足

ファンダメンタルズによる値動きもありましたが、三尊を形成しEMAでの反発も確認でき、テクニカル根拠が揃った場面でしっかり下落しました。
6. GBP/USD(ポンド/米ドル)
日足

AOIでレジスタンスされ下落しましたが値幅は限定的。逆三尊が形成されつつあり、今後は上昇の可能性もあります。
4時間足

ダブルトップからの下落は想定通り。しかしその後強く上昇しEMAも上抜けたため、買い圧力の高まりに注意が必要です。
今週のまとめ
先週の振り返りでは、NZD系とAUD/USDは想定通り下落しましたが、USD/CADとGBP/USDはシナリオと逆方向の動きが出ました。
やはり相場は一方向に動くとは限らず、複数のシナリオを持っておくことの重要性が再確認できた週でしたね。また、チャートパターンが否定されると反対方向に強く動くことがあるので注意が必要です。来週以降も「EMA+チャートパターン+AOI」を軸に、複数の可能性を意識しながら戦略を立てていきましょう。
\トレード力をさらに伸ばす/【PR】【DMM FX】アカウント登録のお申込みはこちら
コメント