トレードをしていると急に全く勝てなくなる、いわゆる「連敗期」が必ずがやってきます。ここでほとんどの人は諦めてトレードそのものを辞めてしまうのです。ですがこれだけは知っておいてください。「連敗は、手法が正しくても統計的に必ず発生するもの」です。そして必ず終わりが来ます。
【PR】FXを始めるなら【DMM FX】!連敗はプロでも避けられない「通過点」
トレードを続けていれば、何をしても裏目に出る、まるで相場に嫌われているかのような感覚に陥る時期があります。3連敗、5連敗……。残高が減っていく恐怖と、自分の才能に対する疑念で、夜も眠れないほど苦しい思いをされているかもしれません。私自身も10連敗した時は自分の無力感に苛立ち、何度もパソコンの画面を壊しそうになりました(笑)
しかし、世界を股にかけるヘッジファンドのマネージャーも、数十年のキャリアを持つベテランも、例外なくドローダウン(最大資産からの下落率)の時期を経験します。連敗そのものは、あなたの能力不足を証明するものではなく、トレードという確率のゲームをプレイする上で避けて通れない「コスト」に過ぎないのです。
【心理面】「取り返したい」という感情が引き起こす真のリスク
連敗中に最も警戒すべき敵は、相場そのものではなく「自分の感情」です。数回の負けが重なると、脳内では「損失を取り戻したい」という強力な衝動が生まれます。これはプロスペクト理論という人間の本能からくる心理状態であり、この状態をティルトと呼びます。ティルトになると取り戻したいという感情から、根拠のないトレード(リベンジトレード)をしてしまい結果さらに大きな損失につながってしまうのです。この状態の時、私たちの脳は合理的な判断力を失っています。
- 根拠のない場所で無理にエントリーする
- 負けを認めたくなくて損切りの位置を変える
- 一発逆転を狙って過剰なロットを張る
これらはすべて、破滅への特急券です。プロとアマチュアの差は、連敗したこと自体にあるのではなく、「連敗した後に暴走するか、踏み止まれるか」にあると言っても過言ではありません。
【具体策1】物理的に相場から離れる「強制休憩」の重要性

連敗から脱出するための最初のステップは、意外にも「何もしないこと」です。チャートを眺め続けていると、どうしてもトレードしたくなり「チャンスに見える幻影」を追いかけてしまいます。
最低でも24時間、できれば土日を含めた数日間、物理的に相場から離れてください。
- PCの画面を閉じる
- スマホのチャートアプリの通知を切る
- 自然に触れる、運動する、あるいは趣味に没頭する
「休んでいる間にチャンスを逃すのでは?」と不安になるかもしれません。しかし、相場は逃げません。100年後も相場は動いています。今必要なのは、熱くなった脳をクールダウンさせ、ニュートラルな視点を取り戻すことです。心が凪(なぎ)の状態に戻るまで、戦場から一時撤退することは、立派な戦略的決断です。
【具体策2】トレードルールの再確認と検証(データの見直し)

心が落ち着いたら、次は「なぜ負けたのか」を客観的に分析します。ここで大切なのは、「手法が壊れているのか」それとも「たまたま確率の偏りに当たっただけか」を見極めることです。
過去のトレード記録を振り返り、以下の指標を確認してみましょう。
期待値
手法の勝率、R:R(リスク:リワード)比、許容損失率をデータで可視化することで使える手法なのかが分かります。
「例」
Aさん 勝率50% R:R=1:1で10回トレードした場合・・・利益5 – 損失5 = 0 期待値0
Bさん 勝率40% R:R=1:2で10回トレードした場合・・・利益8 – 損失6 = 2 期待値2
これを1トレード当たりの許容損失2%で毎月運用すると、Aさんは資金が増えませんがBさんは月利4%を安定して稼ぐことが出来るということになります。
ルール遵守率
そもそも、決めたルール通りにエントリーと決済ができていたかを確認します。これは案外多くの人が出来ていないことです。それはつまり感情でトレードしているから。いくら勝てる手法だとしてもその通りに実行できなくては勝てるものも勝てません。
もし、ルール通りにやって負けているのであれば、それは単なる「確率の揺らぎ」です。自分の手法が長期的には優位性(エッジ)があることを、バックテストや過去検証のデータで再確認してください。
逆に、ルールを無視して負けていたのであれば、それは手法の問題ではなく「規律」の問題です。なぜルールを破ったのか、その時の心理状態を書き出すことから始めましょう。
データは、あなたの傷ついた自信を修復する最高の特効薬になります。ルール通りにやって負けているのであれば、それは負けではなく「勝ちの一部」です。胸を張って次のチャンスを待ちましょう。
【具体策3】ロットを落とす、またはデモトレードへの移行
再起の第一歩は、いきなり元のロット(取引数量)で戦わないことです。連敗直後は、心理的な揺らぎから正常な判断が難しくなっています。まずは「リハビリ」が必要です。
- ロット(許容損失率)を通常の半分にする: 負けても痛くない金額で、「ルール通りにできた」という成功体験を積み上げます。
- デモトレードに戻る: 資金を増やすことではなく、プロセスの正確さを取り戻すことに集中します。
「トレードの自信は、トレードでしか取り戻せない」。しかし、それは大勝することではなく、自己規律を守れたという自負の積み重ねによってのみ達成されるのです。
まとめ:連敗期こそが、あなたを「本物」に変えるチャンス

連敗が続いている今は、どん底に感じるかもしれません。しかし、投資家としての真価が問われるのは、連勝している時ではなく、間違いなく「負けている時」です。
ドローダウンは、あなたが次のステージへ進むための「卒業試験」である。
この苦しい時期に、自暴自棄にならず、自分の弱さと向き合い、ルールを再構築できた時、あなたのトレーダーとしての器は一回り大きくなります。明日は、利益を追うのではなく、「自分との約束を守ること」だけを目標にしてみませんか?連敗の中で、ルール通りにできたトレードが一つでもあれば、それは負けトレードではなく、あなたの「規律の勝利」です。まずはそこから自分を褒めてあげてください。
\口座開設はこちらから/
【PR】【DMM FX】アカウント登録のお申込みはこちら

コメント